クレジットカード決済代行会社の利用を検討しているけれど、具体的にどのようなメリットがあるか、いまいち把握できていない事業者の方もいるのではないでしょうか。
決済方法などのサービス内容は、クレジットカード決済代行会社によって変わります。
そのため、自社のメリットとなるサービス内容を展開しているクレジットカード決済代行会社を選択する必要があります。

本記事では、クレジットカード決済代行会社を利用するメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。

決済代行会社を経由するメリット・デメリット

クレジットカード決済代行会社を経由するメリットには、次のようなものがあります。

メリット

まず、クレジットカード決済代行会社を利用すると、複数の決済サービスと一括で契約・導入が可能です。
クレジットカード決済代行会社に依頼することで、導入手続きにかかる複雑な手続きなども最小限に抑えられることもメリットといえるでしょう。

また、カード会社との手数料交渉をしてもらうことも可能です。
事業者が支払う手数料は一律ではなく、契約により異なりますが、この手数料交渉もクレジットカード決済代行会社に依頼することができます。

加えて、管理簡便化もクレジットカード決済代行会社を導入する大きなメリットです。
複数の決済サービスを利用すると、管理ツールもその数だけ増え、管理は複雑となり手間がかかりますが、クレジットカード決済代行会社を利用すれば管理ツールを一元化することができます。

デメリット

クレジット決済代行会社を利用するデメリットとしては、事業者に直接売上金を支払うタイプの決済代行会社の場合は、条件の良い他社に切替えたい時に、時間が掛ったり、一時的にクレジットが利用できなくなる事が多いです。

また、決済代行会社が倒産して売上金が入金されないケースが有ります。
クレジットカード決済代行会社導入コストや手数料などの見積もりを複数取り寄せたうえで比較し、交渉するのも一つの方法と考えましょう。

クレジットカード決済代行会社の選び方

クレジットカード決済代行会社を導入する際のポイントには、以下のようなものがあります。

• 導入できる決済サービスの内容
• 初期費用／月額使用料などの料金
• システムの仕様

導入できる決済サービスの内容

どの決済サービスが導入できるか、いくつ導入可能かは、クレジットカード決済代行会社によって異なります。
顧客にとっては支払い方法の選択肢は多い方が便利ですから、導入できるサービス数が多いクレジットカード決済代行会社を選ぶようにしましょう。

初期費用／月額使用料などの料金

一般的には、クレジットカード決済代行会社と契約すると、手数料以外に初期費用や月額固定費なども必要となります。
クレジットカード決済代行会社によっては、そういった費用が一切かからないケースもあります。
クレジットカード決済代行会社を決める際には、複数のクレジットカード決済代行会社の見積もりを取り、比較・検討することをおすすめします。

システムの仕様

管理ツールなどの使いやすさもチェックポイントとして、自分たちが望む使いやすさを実現してくれる業者かどうかもしっかり検討してください。
事業者が希望する仕様のシステムを導入できるかどうかは、決済代行会社次第です。

今後、長く使うツールとなることを踏まえて、自分たちが希望する仕様のシステムを構築可能な業者かどうかを見極めることも、重要なポイントといえます。

サービス内容との相性を見極めましょう

クレジットカード決済代行会社の導入には費用がかかりますが、複数のクレジットカード決済サービスが導入でき、管理の簡素化が可能です。
手数料は発生しますが、事業者は自分の本業に集中することができるので、業務効率化にもつながります。
また、サービス内容がHPなどに書かれている内容では理解できない場合は、相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。