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5大決済システムの1つ「日銀ネット」とは!?仕組みを解説

5大決済システムの1つ「日銀ネット」とは!?仕組みを解説

日銀ネットは日本にある5大決済システムの1つで、日本銀行が運営しているシステムです。
本記事では、5大決済システムの1つ「日銀ネット」について紹介していきます。

日銀ネットとは

日銀ネットとは、1988年に稼働した日本銀行の金融ネットワークシステムの略称です。
資金決済システムである「当預(当座預金)系システム」と証券(国債)決済システムである「国債系システム」の2種類があります。

当預系システムは、当座預金の口座間の資金振替によって決済を行います。
対象となる取引は、金融市場取引や国債取引に関わる資金決済、全銀システム・外為円決済システム、手形交換などの資金決済システムに関する最終資金決済なども行っています。
電子化前は、紙の日銀小切手と振替先に指示する振替依頼書を持ち込んで決済を行います。

次世代RTGSと新日銀ネット

ここでは、次世代RTGSと新日銀ネットをご紹介します。

次世代RTGS

次世代RTGSは、2006年2月にスタートしたプロジェクトです。
日銀ネットの高度化と民間決済システムで決済してきた大口決済を日銀ネットに一元化すること、その2つのプロジェクトのことです。

日銀ネットの高度化
待ち行列機能の構築や流動性節約機能の導入、流動性節約機能のための専用口座の構築などです。
2008年11月に導入されました。

日銀ネットに一元化
外為円決済システムの時点ネット決済が廃止され、すべての取引が日銀ネットLSF口座で決済されるようになりました。
全銀システムは、1件1億円以上の国内振込は全権、外為円決済同様にLSF口座で決済されます。
1億円未満の取引は従来通り全銀システムで決済されます。
2011年11月に導入されました。

新日銀ネット

新日銀ネットシステムは、1988年に稼働したシステムです。
最近の著しいITの進歩によってシステム基盤が一新されました。
データベース、プログラム、処理方式もすべて刷新され、再構築されたのです。
今までの日銀ネットのバッチ処理は全面的に廃止となり、全面リアル処理になったのが特徴です。
さらに、2018年5月に実施された「国債決済期間短縮化」を先行で取り組む形となりました。

日銀ネットについて知ろう

日銀ネットとは、日本銀行金融ネットワークシステムで、資金決済システムである「当預(当座預金)系システム」と証券(国債)決済システムである「国債系システム」の2種類に分けられます。
普段の決済ではあまり意識することはないかもしれませんが、知識として知っておいてはいかがでしょうか。

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