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決済と為替の関係。決済に注目が集まる理由とは!?

決済と為替の関係。決済に注目が集まる理由とは!?

決済と為替の関係について、知らない方も多いのではないでしょうか。
為替の歴史とあわせて、基本的なことは知っておくとよいでしょう。
また昨今、決済に注目が集まる背景にはどのようなことがあるのでしょうか。

本記事では、決済と為替の関係、決済に注目が集まる理由などをご紹介します。

決済と手段

現在社会では、商取引を行うと対価としてお金を支払います。
商取引は紙幣などの現金の場合もありますし、預金口座を使った電子的な支払い(振込)もあります。
こうした商取引に基づいたお金などのやり取りを「決済」といいます。
また、決済の際に使用されるお金(現金や預金)などのことを、「決済手段」と呼びます。

ただし、フィンテックやスマホ決済インフラの業界における「決済」は少し違う意味となります。
フィンテック業界やスマホ決済の場合、物の購入時の支払いのことを「決済」といい、お金の送金(振込)は「支払い」と呼びます。

決済と為替

決済は、商取引の最終段階となります。
その対価には、物品や金融商品、サービスなどがあり、借金の返済のような金融債権のこともあります。
いずれも、決済によって関連する債権や債務の関係はなくなります。

一方で、為替はもともと紙などの「為替手形」による決済の1つの方法を指します。
受け取った承認などは、両替商に持ち込んで現金化します。
つまり、決済には「現金」によるものと「為替」によるものの2つがあることになります。

銀行における為替業務は、預貸(預金・貸出)業務とともに、銀行法で定められた「固有業務」に位置づけられています。
日本でのこの為替業務は、銀行以外が行うと「地下銀行」となり犯罪となります。
この為替業務関係の法律や商習慣は、国による差が特に大きい部分とされています。

かつて為替は、遠隔地間で多く行われてきました。
それを電子化したものが、銀行間の「振込」です。
銀行・信託・貿易などの金融制度は、14世紀ごろにイタリアで発達してきたと考えられています。
為替制度も遠距離決済の代行を行っていた「コルレス契約」も、中世イタリアの地中海貿易などで行われました。
また、同時期に行われていた「十字軍」関連の遠距離間の送金により、その基礎が出来上がったと考えられています。

決済の注目度が上がっている理由

決済は、今までは「裏方業務」とみなされてきました。
しかし近年、決済の注目度が上がっています。
ここでは、その理由についてご紹介します。

決済件数と金額の増加

経済の拡大、国際投資の増加、金融市場の発展、新興国の経済発展などによって、決済の件数と金額は増加の一途を辿っているのが、理由の1つと考えられています。
さらに、スマートフォン決済インフラの取引が登場したことも影響しているでしょう。

スマートフォンの登場

近年、ITの発展、特にスマートフォンの登場により、電子マネーや仮想通貨、スマホ決済などの新型決済インフラが誕生しました。
スマートフォンの登場によって、さまざまな新しい決済が誕生したのが理由の一つとされています。
基本的にフィンテックはリテールの分野とされていますが、その中でも特にスマートフォンの登場が重要な要因と考えられています。

決済リスクへの意識

近年では、リーマンショック、欧州債務危機などの「お金」に関するトラブルが発生しました。
特に、決済が実行されないことで、世界の金融システムに大きな影響を与える大きな銀行や銀行制度における決済リスクが注目されました。
また、金融機関などの決済を司る決済システムが高度化し、銀行間の決済リスクから、新型決済インフラによる個別の顧客の決済リスクも注目されています。

法律の規制緩和

日本では、ITの発展に伴い、資金決済法の施行や金融関係の法律の規制緩和などがありました。
これにより、新規参入や新型決済インフラが可能となったのです。

犯罪対策の強化

G20やFATT(マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)などによって、マネーロンダリングや反社会勢力に対する規制が強化されたのも、一因とされています。

政府が掲げる成長戦略

政府が掲げている「成長戦略」にも、経済強化・生産性向上の政策が盛り込まれています。
その中には「決済」が織り込まれており、全国銀行協会などを始めとした金融界も対応し始めています。
特に、キャッシュレス戦略やデジタル化そのものを、日本政府として推し進めているのが一因といえます。

決済に注目が集まる理由を知ろう

決済には、「現金」によるものと「為替」によるものの2つがあります。
近年では、スマートフォンの登場により、電子マネーやスマートフォン決済などのさまざまな決済手段が誕生しました。
加えて、日本政府がキャッシュレス戦略やデジタル化そのものを推進していることが、決済が注目されている理由と考えられています。
今後もキャッシュレス決済の普及などにより、さらに決済が注目されることが予想されます。

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