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国際ブランドのカード決済。クレジットカードを軸に仕組みを解説

国際ブランドのカード決済。クレジットカードを軸に仕組みを解説

クレジットカードには、代表的な国際ブランドがあります。
国際ブランドのクレジットカードであれば、国内だけでなく世界中に利用者がいるため、導入を検討している事業者も多いのではないでしょうか。
本記事では、国際ブランドのクレジットカード決済の基本構造や日本のキャッシュレス決済の現状などをご紹介します。

国際ブランドとは

クレジットカードの国際ブランドとは、世界中の国で利用できるクレジットカードブランドを指します。
主な国際ブランドは、「世界5大ブランド」と呼ばれる以下の5種類です。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

上記の5大ブランドは、世界中の多くの国や地域で使用することが可能です。

日本のキャッシュレス決済の現状

日本で最も使われているキャッシュレス決済は、クレジットカードとされています。
日本で利用されているクレジットカードの決済手段は、約1ヶ月の利用料金を次月にまとめて一括払いする方法が一般的です。
日本クレジット協会によると、2019年のクレジットカード取扱高は約73.4兆円となり、名目国内家計最終消費支出300.2兆円の約24.5%を占めています。

出典:日本クレジット協会

クレジットカード決済の基本構造

クレジットカード決済では、クレジットカードを利用する「ユーザー」と、カードを発行する「カード発行会社(イシュア―)」、ユーザーが買い物をする「加盟店」、加盟店と契約して決済手段を提供する「加盟店契約会社(アクワイアラー)」分けられます。
カード発行会社がユーザーに決済サービスを提供し、加盟店契約会社は事業者にクレジットカード決済サービスを取り扱える環境を提供します。
国際ブランド会社は、カード発行会社と加盟店契約会社を結ぶことで、多くのユーザーがさまざまな加盟店で決済できるようにしています。

「4(フォー)パーティースキーム)」と「3(スリー)パーティースキーム」

ユーザーと加盟店、カード発行会社と加盟店契約会社から成り立つスキームは「4(フォー)パーティースキーム)と呼ばれています。
これに対して、カード発行会社と加盟店契約会社が同一で、ユーザーと加盟店に決済サービスを提供していることは、「3(スリー)パーティースキーム」と呼ばれます。

代表的な「4(フォー)パーティースキーム)」
代表的な「4(フォー)パーティースキーム)」は、VisaとMastercardが挙げられます。
VisaとMastercardは、さまざまな国や地域の金融機関に、クレジットカードを発行する権利と加盟店を獲得・管理する権利を提供しています。
そのため、どこの国でクレジットカードを発行しても、加盟店であればどこの国でもクレジットカード決済が利用可能です。

代表的な「3(スリー)パーティースキーム」
代表的な「3(スリー)パーティースキーム」は、American ExpressやDiners Clubが挙げられます。
American Expressは、もともと宅配便業者でしたが、郵便為替業務を始める際に金融業界に参入します。
そしてトラベラーズチェックを発行して、世界中でネットワークを構築しました。
さらにそのネットワークを活用して、外国に旅行に行く旅行者をサポートしてきた背景があります。
自社の顧客に自社の決済サービスを利用してもらう環境を提供することが、「3(スリー)パーティースキーム」の基本構造であったとされます。

クレジットカードの基本構造について知ろう

クレジットカード決済は国内で最も利用されているキャッシュレス決済のため、導入を検討している事業者も多いと思います。
決済の基本的な仕組みは国際ブランドであれば変わりませんが、「4(フォー)パーティースキーム)」と「3(スリー)パーティースキーム」などの仕組みがあることも知っておくことをおすすめします。

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