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お金は移動しない?決済方法と帳簿の歴史

お金は移動しない?決済方法と帳簿の歴史

決済とは「支払う」「支払われる」というやり取りのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
現金でやり取りをしていると、お金は移動するというイメージがあると思います。
しかし、実際にはお金が移動しない決済方法も存在します。

本記事では、決済方法と帳簿の歴史についてご紹介します。

お金は移動しない

決済方法で「お金を動かさずに支払う」とは、現金やクレジットカードなどの物理的な媒体を介さずに支払いを行うことを意味します。

  • モバイル決済
  • コード決済
  • 電子マネー
  • ポイントカード
  • プリペイドカード

これらの決済方法では、スマートフォンやタブレットなどの電子機器や、QRコードやバーコードなどの電子的な媒体を用いて支払いを行うため、物理的なお金をやり取りする必要がありません。

決済の進化に合わせて「帳簿」が存在している

従来の決済も、キャッシュレス決済も、決済の大部分は「帳簿の記載事項の変更」に過ぎないとされています。
たとえば、日本では江戸時代に商家や農家などで、さまざまな種類の帳簿が使われるようになったとされています。
商家では、売上や仕入れ、現金の出納などを、農家では、収穫量や出費などを記録した記録した「帳合」や「帳簿」が使われたとされています。

明治時代には、西洋の複式簿記が導入されました。
複式簿記は、資産、負債、資本、収益、費用の5つの要素からなる会計システムです。
複式簿記は、日本の会計に大きな影響を与え、現在も広く使われるようになりました。

テクノロジーが進歩しても、こうした帳簿の仕組みは現代の決済も基本的に変わらないとされています。

世界と日本のお金の歴史

世界最古の金属のお金は、紀元前670年頃の「エレクトロン貨」といわれています。
トルコのアナトリア半島で用いられていました。
また世界で最初の紙幣は、1023年の中国の北宋で銅銭や鉄銭と交換が可能な「交子」とされています。
国家による紙幣などの価値を裏付ける制度として、金や銀などの金属と交換が可能な「金本位制」「銀本位制」が挙げられます。

銀行の歴史

Bank(銀行)の語源はイタリア語のBanco(バンコ)といわれています。
1661年スウェーデンのストックホルム銀行が、ヨーロッパ初の紙幣を発行しました。
そして、1668年には世界初の中央銀行となるスウェーデン国立銀行が設立されます。

日本のお金の歴史

日本では、古墳時代から貝殻がお金として使われていました。

奈良時代には、中国から渡来した銭貨が使われるようになりました。
銭貨は、銅や銀で作られた硬貨で、物々交換をより便利にしたといわれています。

江戸時代には、金や銀の貨幣が流通するようになりました。
また、商家や農家などでは、帳簿が使われるようになり、お金の管理がより厳密になりました。

明治時代には、金本位制が導入され、紙幣は金に裏打ちされるようになりました。
しかし、第一次世界大戦後に金本位制が崩壊し、紙幣は金との交換ができなくなりました。

近年では、電子マネーやクレジットカードなどの電子決済が普及し、お金のやり取りはますます便利になっています。
また、ビットコインなどの仮想通貨も注目を集めています。

今後も変化していくことが予想されている

決済方法においては、非接触型決済のさらなる普及が予想されます。
また、ビットコインなどの仮想通貨の普及も、決済方法の多様化につながるでしょう。
決済方法と帳簿は、人類の経済活動の根幹を支えるものです。
今後も時代の変化とともに、より便利で効率的なものに進化していくでしょう。

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